1. 2024/04/22(月) 18:19:07
学校にもそういうある種の「ミステリアス」な部分が必要だと私は思う。
子どもたちはまだ「野生」に半身を残している。そういう子どもたちを「この世」にソフト・ランディングさせなければならない。そのためには「セーフティネット」が要る。それはいろいろ先生がいて、さまざまな価値観を持っていて、さまざまな教育方法を用いて、一人ひとりの子どもを見る目が違うほうがいい。子どもたちを学校に包摂するためには、何よりも多様性が必要なのである。
今、30万人もの子どもたちが不登校になっているのは、学校の中は子どもたちが「とりつく島」がないからである。学校の価値観が一律で、子どもたちを定型に押し込め、テストの点数で格付けして、成績の良否に基づいて資源配分する。その冷酷な仕組みが子どもたちを傷つけている。
(一部抜粋)
+18
-42
日本では30万人もの子どもたちが不登校になっている。学校はどうあるべきなのか。神戸女学院大学名誉教授の内田樹さんは「学校にはある種の『ミステリアス』な部分が必要だ。『ハリー・ポッター』は学校の理想を描いたことによって世界的なベストセラーになった。こ...