渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由

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更新:2024/04/13(土) 19:46

1. 2024/04/10(水) 00:50:57

一方で、インタビューの中では「渋谷の圧迫感がストレスだ」という声も聞かれた。地方から上京したある10代の女子大生は、新宿や渋谷では、何となくぶらぶらしていることがはばかられる、と漏らす。「座れる無料スペースが少なくて、何かをしようとすれば必ずお金がかかる」というのだ。街にいるだけで、消費を促されているようでウンザリするらしい。

彼女の言葉は、渋谷や新宿が抱える「居心地の悪さ」を端的に表している。若者にとって、これらの街は「自由に過ごせる場所」ではなく、「お金を使わされる場所」になりつつあるのではないか。

ファッションビルや大型商業施設が立ち並ぶ街並みは、確かに華やかだ。だが、そこには「ゆっくり時間を過ごす」ための空間は少ない。若者たちは、こうした街の雰囲気に疲れてしまうのかもしれない。

ここで思い出されるのが、90年代後半から2000年代前半に社会を賑わせた「ジベタリアン」だ。今となっては、若者の半数近くが知らないというデータもあるぐらいの死語だが、2000年代前後には社会現象となるぐらいであった。その聖地が渋谷と言われていた。

ジベタリアンとは、まさに「座れる場所」を自ら作り出す人々であり、その大半が若者だった。彼らの存在と「若者の街」というイメージには、何らかの関連性がありそうだ。渋谷から若者が離れているということと、ジベタリアンの存在は、まったく無関係ではないと思う。

おそらくこの背景には、2000年代以降の「街の管理」強化がある。例えば、「排除アート」と呼ばれる、人が滞留できないよう設置された街角のオブジェなどがその例だ。

では、渋谷が「若者の街」でなくなった今、これから若者が集まる街はあるのだろうか。
データ的な裏付けはないが、最近の調査を通して「若者の街」の空気感を感じられるのが、「下北沢」だ。渋谷・新宿からのアクセスもよい下北沢に、若者が流れているのかもしれない。

先の10代女性は、「座れる場所」が多いことから、「下北沢なら何もしなくても楽しめる」と語っていた。下北沢も大規模な再開発が行われたが、確かに街を歩いてみると、座れるスペースが多いことに気が付く。
渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) | マネー現代 | 講談社 gendai.media

結論を先に述べれば、「若者の街」という看板は、もはや渋谷には似合わないのかもしれない。アンケートを重ねる中で浮上したのは、「渋谷」は、今や単なる「便利な街」程度にしか認識されていないという事実だ。「是が非でも行きたい」「あの場所に行ってみたい」といった特別な思い入れを抱かせる魅力は、すっかり色あせてしまったようである。


渋谷の地べたにたむろしていた若者はどこに消えた…若者を渋谷から遠ざけた「元凶」(谷頭 和希) | マネー現代 | 講談社 gendai.media

「渋谷はもう若者の街じゃない」――。このところ、そんな声がやけに頻繁に聞こえてくる。実際、渋谷の街を歩いていても、若者の姿は、あまり目につかない。

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2. 2024/04/10(水) 00:51:45

コギャルブームからもう27〜28年か
そりゃ街も変わるわな

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3. 2024/04/10(水) 00:51:53

今若者はどこにいるの?

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4. 2024/04/10(水) 00:51:57

昔は座れる場所あったっけ…

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5. 2024/04/10(水) 00:52:01

あの辺下品なyoutuberが蔓延ってて近寄りたくない

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