1. 2024/03/28(木) 17:00:09
では、ナノプラスチックを摂取するリスクを減らすにはどうすればいいのだろうか。マティス医学博士は、ナノプラスチックによるダメージを減らす最善の方法は、予防することだという。「プラスチックを含む製品の購入を控え、適切にリサイクルするよう心がけましょう。プラスチックが道路や海に捨てられると、それが分解され、私たちの食べ物や環境に広がってしまいます」。リサイクル可能なガラス容器に入ったものや、業者(食肉市場やファーマーズマーケット)から直接購入することを検討するよう提案している。
出典:hips.hearstapps.com
より大きな規模でいうと、私たちは環境、大気、生態系を保全するためにもっと努力しなければならないとシェス医学博士は指摘する。「本質的にゴミに対する意識を高め、プラスチックを海に捨てたり、燃やして大気を汚染したりするのを避け、再生可能エネルギーやリサイクルに注力することが大切です」
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プラスチックが環境に悪いことは誰もが知るところだが、マイクロプラスチック(アメリカではペットボトルの水に多く含まれるという研究結果が発表されている)が人体に与える影響についてはあまり知られていない。新たな研究では、マイクロプラスチックよりもはるかに小さい粒子であるナノプラスチックが血流に含まれると、心臓発作や脳卒中、早期死亡のリスクが高まる可能性があることが示された。