1. 2024/03/28(木) 16:24:58
フリーコメントには介護経験者からさまざまな苦労話が寄せられている。まず、介護離職をした人の意見は――。
「親の介護で欠勤をしていたら、お休みが多すぎてあてに出来ないから来年の更新はしないと言われた」(50代:パート/アルバイト)
「育児と異なり、成長をそばで見るというより衰退を見て援助していくことになり、また、自分自身も更年期に入りつつあり、心身のバランスが取りづらい」(40代:今は働いていない)
「仕事をしながらは、無理です。父が心臓で倒れて母が認知症の初期でしたが、鬱(うつ)がひどくなってどうしょうもなく、派遣でしたが仕事を辞めました」(50代:今は働いていない)
出典:www.j-cast.com
「会社や上司が介護の苦労をしっかり理解している、そのうえで働ける環境、休暇をとりやすい環境であれば、両立は可能だと思います」(40代:パート/アルバイト)
「上手に周りの人や介護保険など使えるリソースを巻き込んで、フルに利用できたら案外仕事と両立できるかもしれない」(40代:パート/アルバイト)
「在宅でできる仕事なら可能かもしれない。でも介護は育児と違い、どのくらい続くかわからないし、精神的に辛い」(40代:パート/アルバイト)
出典:www.j-cast.com
川上敬太郎さん ひと口に介護といっても、ケースごとに置かれている状況も症状も異なります。そのため、どんなケースにも上手く適合する万能薬のような施策は存在しないのだと思います。
だからこそ、働き方においても利用できる施設やサービスにおいても、できる限り多くの選択肢が用意されて、個々の事情に応じて最適な組み合わせが選択できる状態に近づけていく取り組みが大切になるのではないでしょうか。
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30~40代は子育てと仕事の両立が大変だ。だが、ひと息つくまもなく、40代後半から、親の介護と仕事の両立が深刻な問題になってくる。