1. 2024/03/24(日) 17:38:51
現行の定期接種は1歳と小学校入学前の子どもだが、接種率は低下傾向にある。特に2回目は深刻だ。2022年度は過去10年で最低の92・4%となり、流行を防ぐための目標値「95%以上」を下回った。神奈川県衛生研究所の多屋 馨子 所長は「定期接種の対象年齢になったらすぐ接種してほしい。感染歴がなく、母子手帳などの記録から2回の接種が確認できない人は、免疫が不十分な可能性が高いので、海外渡航前にワクチン接種の検討が望ましい」と呼びかける。
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感染力が強い麻疹(はしか)の患者が、国内で相次いで確認されている。世界的な流行の影響で、今年は海外渡航者を中心に少なくとも20人になり、昨年1年間の3分の2を超えた。子どものワクチン接種率が下がっており、専門家は感染の拡大を懸念する。…