1. 2024/03/07(木) 00:11:24
【解説】人と食事が“苦痛”「会食恐怖症」原因は子どもの頃からの「完食指導」?治療法と向き合い方…新しい取り組みも|FNNプライムオンライン
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人と食事をしたり、あるいはその場面を想像すると、不安感に襲われ、吐き気や動悸(どうき)、めまいなどに襲われる「会食恐怖症」。「楽しい食事が“ストレス”になってしまう」そんな症状を経験したという声が、今、SNSを中心に多く上がっています。
様々な要因で発症してしまう「会食恐怖症」。
日本会食恐怖症克服支援協会が「発症したことのある経験者」642人に聞いたアンケートでは、原因として「完食指導や周りからの強要」が最も多く223人で、34.7%。その中でも、「給食で先生から」と答えた人が161人で、72.1%でした。
出典:fnn.ismcdn.jp
日本会食恐怖症克服支援協会 山口健太氏:
一般的には薬物療法だったりとか、認知行動療法などがエビデンスのある治療方法として推奨されていますね。私も学生の頃に悩んでいたんですけど、大学生の時、飲食店でアルバイトをしていまして、まかないを食べるんですね、みんなで。そこのまかないが食べられなくて、お店の方に相談したところ、理解してもらえて食べられたという経験から、少しずつ良くなっていったというのがあります。
大人になっても悩む食事。そんな中、「無理に食べさせなくても、園児たちが完食する食育方法を行っている」と注目されている保育園があります。
東京・世田谷区にある「さくらしんまち保育園」。
この園で行っている取り組みというのが、子どもの好きなタイミングで食べる量を調節できる「セミバイキング形式」です。
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――これからどのような事を習慣化していけば、悩みを抱えている方とそれを受け入れる方がもっと調和した世の中になっていきそうですか?
日本会食恐怖症克服支援協会 山口健太氏:
やはり、楽しく食事をするということを土台にして、そこから食べる食べないは個性がありますので、そこは受け入れあって食事をするというのがいいのかなと思います。
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