優遇しているようで実は差別的 ―― 根強い専業主婦志向を生む「年収の壁」の矛盾

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更新:2024/03/21(木) 16:27

1. 2024/03/05(火) 23:45:12

優遇しているようで実は差別的 ―― 根強い専業主婦志向を生む「年収の壁」の矛盾 #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) news.yahoo.co.jp

サラリーマンの配偶者がパートで働く際、年収が一定の金額を超えると税金や社会保険料の負担が発生するため、「働き損」を避けようと労働時間を抑える「年収の壁」。人手不足が深刻化する中、政府はこの壁を崩すべく「年収の壁・支援強化パッケージ」を昨秋スタートさせた。長年、賛否があった「年収の壁」問題は、専業主婦やパート主婦の生き方や働き方にどのような影響を与えてきたのか。また、何が問題だったのか。少子化ジャーナリストの白河桃子さん、日本女子大学の周燕飛教授、作家の橘玲さんに話を聞いた。


女性が働く時間を増やせない理由は「年収の壁」だけではないとも付け加える。その一つが、家事などの無償労働による女性の負担の大きさだ。2020年に経済協力開発機構(OECD)がまとめた生活時間の国際比較データによると、日本は男女ともに有償労働と無償労働を合わせた1日あたりの労働時間が世界で最長レベルだった。ただ、その内訳は、女性の無償労働時間が224分と、41分だった男性の5.5倍もあった。

「OECDのデータから、日本人はいまなお、会社などで長時間働く男性と、家庭で長く無償労働をする女性によって家庭をつくっていることがわかります。家庭内の構造は、製造業が産業の主体だった数十年前とまったく変わっていません。それなのに『女性活躍』や『ダイバーシティ』と言って、女性の仕事が上乗せされていく。これでは女性の負担は重くなるばかりです。まずは、家庭での家事や育児を男性にも負担してもらい、女性にかかる過度な負担を減らしていくのが重要です」

「なぜ『年収の壁』のような問題が起きてしまうのか。その元凶は、この国が税や社会保障を“イエ単位”で考えていることにあります。本来、税や社会保障は『個人単位』で対応すべきこと。それを『イエ=世帯単位』で行っていることに、そもそもの問題があります」

こう指摘するのは作家の橘玲さんだ。橘さんは『専業主婦は2億円損をする』(2017年)をはじめ複数の著書の中で、「年収の壁」など専業主婦をめぐる問題を提起してきた。税制や社会保障で専業主婦を特別扱いすることは専業主婦を優遇しているように見えて、実は差別だと橘さんは語る。

「日本における大卒女性の平均的な生涯収入は2億円以上で、退職金や定年後再雇用を含めれば2億5000万円くらいになるでしょう。それにもかかわらず、年金や健康保険など社会保険料を抑えるために夫の扶養家族になり、年130万円未満しか働かないのでは、この大きなポテンシャルをドブに捨てています。とりわけ専業主婦の国民年金の保険料を免除する第3号被保険者制度は、女性をイエに押し込め、社会での活躍を阻害するきわめて差別的な制度です」

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2. 2024/03/05(火) 23:46:14

「年収の壁」って壁でもなんでもない
最初から税金払わずにフリーライドする気マンマンじゃん

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3. 2024/03/05(火) 23:46:17

まーた始まったよw

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4. 2024/03/05(火) 23:46:21

不倫されてもいいから大金持ちと結婚したい、、

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5. 2024/03/05(火) 23:46:32

記事読んでないけど私は夢だった専業主婦になれて今とても幸せです

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