1. 2024/03/05(火) 17:13:44
大久保被告は、元医師の山本直樹被告(46)(控訴中)と共謀し、2019年11月、ALS患者の林優里さん(当時51歳)が住む京都市のマンションを訪ね、林さんに頼まれ、薬物を投与して殺害したとして起訴された。11年に山本被告の父親(当時77歳)を殺害したとする殺人罪などにも問われている。
検察側は、被告が林さんに報酬として130万円を送金させた上、詳細な検査もせず短時間で殺害したとし、「死にたいと願う難病患者は積極的に殺害するとの思想を実践するため、医療知識を悪用した。ビジネスとして殺害を実行しており、正当行為にあたるはずがない」と訴えた。
一方、弁護側は「被告の行為を刑法で処罰すると、林さんは国家によって『望まない生』を強いられる結果となり、自己決定権を保障する憲法に反する」と無罪を求めていた。
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