1. 2024/03/03(日) 23:24:27
千葉県で食害が深刻化するシカ科の特定外来生物「キョン」が茨城県に出没し、県内自治体に警戒感が広がっている。神栖市で確認後、石岡、筑西、下妻の各市でも見つかった。県は近く、市町村に委ねる有害鳥獣の捕獲許可権限の対象にキョンを追加する。わなにかかったキョンを逃がさず捕獲できるよう手続きを緩和し、繁殖を防ぐ。千葉県では爆発的に繁殖し、生息数が7万頭余りと推定されている。
定着防止へ情報収集する県自然博物館(坂東市)の副主任学芸員、後藤優介さん(42)は「茨城で増えてしまうと、栃木や福島を通じて本州全域に広がってしまう」と指摘。「何とか茨城で増えない状況をつくらないといけない」と危機感を示した。
+37
-0
出典:ibarakinews.jp