1. 2024/02/17(土) 17:43:18
この研究の参加者で禁煙に成功した喫煙者は、喫煙所を探したり喫煙することで同僚や家族などの同行者を待たせるなどがなくなり、タバコ休憩で離席しなくなって仕事のパフォーマンスが上がったとする一方、職場の喫煙所へ行かなくなったことで一服できる時間がなくなり、上司や同僚とコミュニケーションが取りづらくなったと述べている。
だが、昨今の喫煙状況や法整備(労働安全衛生法、改正健康増進法)により、企業ガバナンスとしても雇用側が従業員の健康を考え、職場の受動喫煙防止を講じ、上長が部下の喫煙行動に責任を持たざるを得ないようになっている。まだまだ高い中年男性の喫煙率も徐々に下がり、喫煙所に集う従業員も少なくなっていくだろう。
社会的に孤立している人たちの喫煙率は高い(※5)。孤立している人がタバコを吸い始めるのか、タバコを吸うから孤立するのかはわからないが、何らかの関係があるのは確かだ。
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最近の研究によれば、中年男性労働者は、禁煙の判断を単に先延ばししているだけだが、お小遣いが減らされるなどの金銭的な理由や喫煙場所がなくなるなどの環境変化、健康への悪影響への心配、職場でのネガティブなイメージなどの複数の理由により、タバコを吸い続ける意味がわからなくなって禁煙を決意するようだ(※4)。