1. 2024/02/09(金) 12:27:18
結果的に「ゆるい職場」に変化を遂げたものの、若手はキャリアの安全性を感じることができず離職へとつながっていきます。こうして、心理的安全性が確保されたのに、若手が抜け始めると、「やはり厳しい言葉も必要なのでは?」「やっぱり厳しく教育しなおそう」という機運が高まってしまいます。
結局、解決すべきだった「キャリアの安全性」という、問題は未解決のまま、せっかくあった「心理的安全性」も落ちてしまう、ということになるわけです。
(中略)
また最近お伺いする声として徐々に増えてきているのが、この「危険な職場」の中でも「陰湿な職場」です。
この陰湿な職場は、著しく信頼関係が希薄です。
もはや互いを疑っているに等しいほど非常に厄介な状況です。
なぜ厄介かというと、陰湿な行為をしている上司側は「陰湿」だと気づいていないことが多いからです。
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「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」 と心理学者のアドラーが考えたように、ほぼ全ての人が人間関係で悩んだ経験があるはず。