1. 2024/02/06(火) 13:09:02
京都市の人口流出対策、京都市長選に当選の松井さんの政策は
・学生と企業との交流の拡大
・第2子以降の保育費の無償化
・小中学校の給食費の無償化
・若者世代向けの住宅支援
このあたりを政策集に明記しています。
市民にとってはメリットがある政策ですが、気になるのは、京都市といえば、借金が約8200億円あり、かなり厳しい財政状況ですが、財源は大丈夫なのでしょうか?
【京都市長選に当選 松井孝治さん】「財源は必ずしも大丈夫じゃないです。例えば給食費無償化というのは、相当な財源を食いますので、将来的にはそうなるべきだと言っていますけれど、いま直ちに給食費を無償化、難しいですね。やっぱり財政改革と両立しなければ意味がないと思います。結局、将来、借金がその街の若い人たちに背負わされるということだと、若い人も残ってくれませんから。だから、物によっては段階的にやらなきゃいけないものもあると思います」
【京都市長選に当選 松井孝治さん】「財政改革は、好循環に持って行くという意味では、若い方々が大学生は消費税以外の納税をほとんどしていません。だから働いてもらって、住民税を納めていただく、あるいは企業の中で法人税に当たるようなものも納めていただくと。経済のパイを大きくするのが1つです。それから、京都市独自の問題として、例えば、人口流出対策とは必ずしも違いますけれど、宿泊税というものをもう少し見直して行くとか、あるいは都市間競争の面もありますから、ふるさと納税をもっと積極的に。積極的な自主財政というのを実現していかなければいけないと思っています」
■市バス運賃の差別化はできないので「新路線を実験的に作ってみる」
「オーバーツーリズム」とは、想定以上の観光客が集まることで起きる問題のことで、世界的な観光地の京都市では、中心部では市外からの車で交通渋滞が慢性化し、さらに、市バスは観光客によって満員状態で、住民が乗れない事態も起こっています。
こちらの対策について、松井さんの政策は
・市バス、市営地下鉄の「市民優先価格」
市民と観光客の乗車運賃に差をつけるということだそうです。
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■3年連続で人口減少全国ワースト 学生の本音と京都市の取り組み 松井さんが特に危機意識を持って訴えているのが、「学生の流出」です。 【大学2年生】(Q.卒業後、京都に残りますか?)「残らないです。利便性的に。東京にちょっと戻りたい」 【大学2年生】「企業はやっぱり関東の方が強いなって、正直ありますね」 【大学院2年生】「自分が希望している職種だったり、業界って、本社が京都じゃなくて、東京や大阪っていうのがやはり多くて」 【大学4年生】「いい街なので残りたいなとは、思っているんですけど、子育ての支援が他の市に比べて、充実していないみたいのを聞くので、将来的に考えると、ど