1. 2024/01/20(土) 13:56:51
トルコ地震では、家族や親戚は無事だったが、「知人の子どもや友人が亡くなった」という。多くの常連客らから応援の言葉を掛けられ、寄付も60万円以上集まった。
「何か恩返しできることがあれば」と考え続けていたというエルユルマスさん。能登地震後、すぐに府内の一般社団法人を通じて支援を申請。キッチンカーにケバブの材料となるチキンなどを積み、15日夕、派遣先の石川県珠洲市に向かった。
16日昼、避難所の市立宝立小中学校には笑顔で炊き出しを振る舞うエルユルマスさんの姿があった。被災者が続々と訪れ、パンに挟んだケバブサンドなどが見る見るはけていった。
避難して2週間がたつ西端悠さん(29)は「おいしい。今は食べ物だけが楽しみなんです」と顔をほころばせた。エルユルマスさんは「想像以上に大変な状況。少しでも笑顔でいてほしいのでまた来たい」と話した。
+442
-7
能登半島地震の被災地で、大阪府からキッチンカーで駆け付けケバブを振る舞ったトルコ料理店主がいる。