1. 2024/01/14(日) 14:13:42
■太田光のコメントほぼ全文
なかなか言いにくい話ですけど、ようはさっきから言っているのは、法律的に性加害があったかどうかっていうことで、今の時点で吉本興業はまだ告訴はしてないんですよね。僕が思うのは、これはちょっと法律云々とは、また別の話として。被害を訴えている彼女たちの話がもしあったとして「もともと警察行けばいいじゃないか」とか、いろんなのが出てくるけれども、いわゆる加害にまで及んでないかもしれない、刑事事件として告訴できないかもしれないと思って…警察沙汰にするって、すごく勇気がいるからね。ましてや自分も芸能人の卵で、まず今世間で言われていることは、まずは自分(被害を訴えている人)が自分に対して責めたと思うんですよね。もしそういうことがあった仮定して…ですよ。これが警察に訴えたとしても、事件化できないかもしれないっていう程度の、いわゆる人間としての人格を否定されたようなことがあとから思ったとしたら、よくよく考えたらそれがそうだと思ったとすれば、その人たちはやっぱり、そこ(被害を受けたと感じた時点)でできなかったことを責めるべきではないと思うし。最初に思うのはそこなんですよ。それがずっと何年もそんなことがあれば、忘れられない事実としてあって。でも、世の中の正義っていうのがそこと自分が思っているところと違う方に進んでいるとしたら、言い出せなかったっていうことがあったと思って。
個人として、これがあったか・ないかっていうのではなくて、やっぱり人って自分を一番守る必要があると思うし。だから、今訴えている人たちがいろんなことを言われているけども、その時点で警察に言えなかったっていう自分を責める必要はまったくないし、あとから理不尽だと思ったとしたら、それはやっぱり理不尽なんだよ。だから、それはあそこで言うべきだった、なんでその場しのぎの対応をしてしまったのかとか、いろんなことを思う、それを自分が真っ先に思うだろうから、それ思う必要はまったくないと思う。
一方で、松本さんがこれだけシリアスな状況になって、笑いにしにくい状況は当然だし、活動休止していく中で、やっぱり松本さんも自分を守るべきだと思う。あの人にとって、オレはわかんないよ、仲悪いし。だけど、あの人にとって一番重要なのが笑いだとするのなら、あの人が今まで…こういう状況になって、どんどん追い詰められていますよね、世間的に。いろんな人から…弱者と強者ってものすごいスピードで、今入れ替わるから。いろんな人からいろんなことを言われる可能性もあるけれども、もし松本さんが、自分の今までの態度やなんかを、例えば玉座に座っていた王様が転げ落ちるという物語を、自分が面白いと思えるように作れるとするのであれば、その笑いこそが松本さんを救えると思うし。オレは、そういう意味でいうと、松本さんは笑いのすぐとなりにいると思う。そういう意味では、松本さんのファンの人たちも傷ついていると思うし、そういう意味では、キレイごとを言うようだけど、誰もが自分を一番守る権利があると思う。法的に云々はわからないけど。
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サンデー・ジャポン』(毎週日曜 前9:54)に生出演...