1. 2023/12/09(土) 21:07:25
ドル円に大きな影響を与えているのは、日本の長期金利よりも日米の金利差にあります。利上げを続け、今後の利上げも否定できない米国と、かたや金融緩和策を続ける日本。常識的に考えても、円を売ってより高い利回りが見込めるドルへ資金が流れるのは自然な流れです。円売りが止まる材料は一向に見つかりません。
私としては、一旦1ドル145円程度までは落ちる可能性があるものの、ゆくゆくは160~170円台まで円安が進むのではないかとみています。
米国は現状だけをみれば、とてもまだインフレが落ち着いたとはいえない状況です。10月分の米消費者物価指数(CPI)が想定を下回ったことなどで、148円台まで買い戻しが進みましたが、米国のインフレがこのまま落ち着くとは断言できません。
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日銀・政府による為替介入への警戒感も高まる中、元銀行員でドル円に特化した情報提供を行っているYS氏は「円安は簡単には止まらない。為替介入は考えづらい」と話す。