1. 2023/11/27(月) 09:26:32
「今、お前の家の前にいる。ドアを開けろ」
逃げ場がないと悟ったA子さんは言われるがままドアを開けた。部屋に入った下田被告は「許さねぇ」「死ね、ビッチ」などと彼女をなじりながら、その場にあった灰皿やリモコン、アイコスを使って正座させた彼女の顔を執拗に殴打。A子さんの証言ではその後、服や下着を脱がせ、スマホを投げつけてから出て行ったという。
解放されたと安堵したのも束の間、すぐに下田被告から「身一つで今から俺の所へ来い」と連絡が入ったとA子さんは言う。身の危険を感じたA子さんが知人に「この後、丸1日、私と連絡が取れなかったら警察に行ってほしい」と告げて、目黒の被告宅へと向かった。そして再び被告による暴行が始まる――。
(中略)
逮捕当時の本誌の取材では、10月2日にA子さんは下田被告に大量の睡眠薬を飲まされ、「死んだらベランダから突き落とす」という言葉を聞きながら意識を失っている。夕方、知人の通報を受け、令状を手に下田被告宅へ突入した警察官が保護。度重なる暴行によって気管支が損傷し、当日の事情聴取では喋ることもままならなかったという。
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「できる限り長く刑務所に入ってほしいです」 証言台に立ったA子さんは、被告に対する厳罰を求めた。9月のある日、東京地裁では下田洋佑被告(36)による強姦事件の裁判が行われていた。 「事件が起こったのは昨年9月末。下田被告は知人のA子さんを半ば監禁状態にしたうえで4日間にわたって暴行。10月2日、駆けつけた目黒署員によって現行犯逮捕され、傷害と強制わいせつ、強制性交の罪で起訴されています。警察関係者が『ここまで酷い暴行事件はちょっと聞いたことがない』と声を詰まらせるほどの凶行でした」(全国紙社会部記者)