1. 2023/11/24(金) 10:37:23
4人に1人が勤め先「0点」?高卒就職の怪◆3年で4割退職、背景に見えたもの(時事通信) - Yahoo!ニュース
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高校を出て就職する「高卒人材」の早期離職率が高止まりしている。4割が3年以内に離職し、4人に1人は就職先を「0点」と評価ー。ある調査で、そんな結果が出るほど、就職先と希望のミスマッチが生じているという。いったいなぜ。生徒や教諭、専門家に取材すると、大卒人材の就職活動とは異なる「慣行」が背景に浮かんできた。
◆内定が出たら「必ず入社」
就職希望の高校生は、親や知人の会社に就職するなど、学校を頼らずに進路を決めることもできるが、大半は学校に集まった求人票に応募するなどして就職活動を進める。その場合、同時に応募できる企業を制限する「1人1社制」や「内定辞退の原則禁止」といった慣行に従う必要がある。合同説明会の参加者も同じだ。
出典:www.jiji.com
「1人1社制などの慣行は、行き過ぎれば生徒の自由を制限することになるが、全ての生徒に内定を振り分けるためにはやむを得ないルールだと思う」と話すのは、ある県立高校の30代男性教諭。「履歴書の書き方や面接対策を指導して1社受けさせるだけで、生徒も指導教諭もいっぱいいっぱいだ」と打ち明け、「もし慣行がなかったら、優秀な生徒が内定を独占して多くの生徒があぶれ、地元企業も人材を確保できなくなる」と話した。
教諭らからは「学校がある程度介入しないと、悪質な企業に生徒を送り出してしまうことにもなりかねない」という意見や、「採用活動の開始時期が大学の学校推薦型選抜と重なっており、1人1社制がないと教員の業務量が激増する」といった声も聞かれた。「授業をしながら『就職エージェント』もやるのは大変なんです」。そう言ってため息をつく男性教諭もいた。
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