1. 2023/11/03(金) 14:08:14
新宿では主にホストクラブが売掛制度を取り入れている。客がホストに高額なお酒などを注文し、“ツケ払い”を行うもので、申し入れはこのシステムを禁止しようというもの。売掛(ツケ)が発生した場合、女性が使った飲食代は店ではなく、ホスト個人が責任を負うことがほとんどだが、時には数百万円という売掛金を支払わない女性に対し、ホストが風俗での仕事や路上での売春を強要するケースがあり、問題視されている。
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そこで問題になるのが売掛金だ。玄氏はその仕組みを「表向きはホストの店に対する立替払い。ホストが客のツケを立て替えている。1回2万〜3万から入って、30万〜50万円と増えていき、女の子がツケを払えなくなると様々な職業を紹介のような形で半ば強要される。ツケ払いをさせてその間に恋愛に持っていく」と説明。
続けて「ストレートに言ったら洗脳だ。色恋営業で絶えず電話をかけていき、“同じ地方出身だ”“自分もバイトでホスト稼業をやっている”というところから入り込み、体験入店から術中にハマっていく感じだ。月1回のイベント時に1回20万〜30万円ほどの金額から入っていく。そこからシャンパンタワーまで3カ月ほど。お姫様状態で良い気分になり、半年ほどであっという間にツケは700万〜800万円を裕に超えていく」と実態を明かした。
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従来から未成年の売掛は違法だが、成人の場合【図】の通り、ホスト業に限った禁止は、憲法の『法の下の平等』や『営業の自由』などに抵触する可能性があり、条例の制定は難しいとの指摘もある。
それでも玄氏は「今のところ売掛金禁止の条例化しか方法はない。法的に何の網もないし、行政や警察でも対応が難しい。署名を集めて、全国からどれくらい声が寄せられているかは家族の単位を見ればわかる。東京の話ではない。これは日本全国から来ている話だ。関心がある方は、一度歌舞伎町の駆け込み寺に来てほしい。それだけ多くの声が届いている」と述べた。
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先週、日本維新の会所属の新宿区議が区議会へ『売掛金禁止条例』の検討申し入れを行った。…