1. 2023/10/22(日) 15:08:06
■背景にあるのは「建設費の高騰」
e暮らすホーム 齋藤崇社長
「例えばですけど、ドアですとか、壁紙とか、そういったものも全て価格がどんどんどんどん上がってきたという状態になっております。あと鉄製品がいま上がっているので、階段の手すりとかかなり高騰してまして…全体的に非常に高価になってきています。だいたい100万円くらい」
床材や壁紙は2年前に比べ、仕入れ値が「2倍」に跳ね上がりました。さらに…
e暮らすホーム 齋藤崇社長
「こちらはキッチンなんですけども、キッチンは半年に1回くらいメーカーから通達が来まして、『5〜10%くらいずつ値上がりしますよ』っていう連絡が入ってくる」
キッチンに、お風呂、洗面台やトイレといった住宅設備は、価格改定が相次ぎ、この2年で「3割」ほど値上がり。
こうした住宅設備を合わせて、こちらの2階建て住宅は、上物だけで4500万円!2年前と比較して、同様の条件だと、500〜600万円ほど費用が嵩んでいるといいます。
出典:news.tv-asahi.co.jp
■影響は中古マンションなどの修繕費にも
■今後の不動産市況はどうなる?期待は中古物件
不動産コンサルタント 牧野知弘さん
「(建設費は)将来的に下がる可能性があるのかっていうと、なかなかそういう状況には至らない。期待したいのは、これから中古の物件が増えることです。これから相続が大量に発生するのが首都圏なんですね。“親の家は売りに出そう”なんていう方が増えてくると、中古のマンションや戸建てを意外と安く手に入れられる時代が来るのではないか」
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マンション、戸建て問わず、高騰し続けている住宅価格。中でも首都圏の上昇幅は凄まじく、今年度上半期の都心の新築マンション平均価格は初めて1億円を超え、過去最高値となりました。