「ひとり残されるぐらいなら、自分も船に乗っていれば良かった」知床観光船沈没、元妻と息子はいまだに行方不明 それでも遺族は取材に応じる「これは事件だから」

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更新:2023/09/23(土) 21:34

1. 2023/09/21(木) 12:49:53

「ひとり残されるぐらいなら、自分も船に乗っていれば良かった」知床観光船沈没、元妻と息子はいまだに行方不明 それでも遺族は取材に応じる「これは事件だから」 | 47NEWS nordot.app

2022年4月23日、世界自然遺産の知床半島を巡る観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が乗客乗員計26人を乗せたまま沈没した。これまでに20人の死亡が確認されたが、残る6人の行方は分からないままだ。6人の中には高岡佳さん=仮名=の元妻と息子も含まれている。事故発生から約1年5カ月。「1人で残されるくらいなら、自分も乗っていれば良かった」。自分の人生も終わってしまったように感じるほど苦しいが、報道各社の取材に対し、可能な限り応じて思いを語ってきた。「これは誰かが責任を取らなくてはならない『事件』。風化させてはいけない」と危機感を覚えるからだ。


最近、趣味だったギターを久しぶりに演奏した。友人たちとも月に1~2回は会えるようになった。しかしそのつど「自分だけが楽しんでていいのかな」と、2人に対して罪悪感を覚える。「離婚していなければあの旅には行かず、船にも乗らなかったかも」と自分を毎日責めるようになった。昨年7月、うつ病と診断された。2人が早く帰ってこられるよう父の仏壇に祈るが、事故を思い出し、心がもたない。

沈没1年となった今年4月23日、地元の斜里町が被害者追悼式を開いた。男性はウトロを訪れ、捜索ボランティアらに直接お礼を伝えたものの、「2人の帰りを待ち続けたい」と式典を欠席した。

この間、半年、1年といった節目が来るたびに報道各社の取材に応じ、2人の人柄や思いを語ってきた。それは事故を忘れてほしくないとの思いからだ。

事件や事故の被害者、遺族に取材を試みる報道機関への批判は近年、ますます強まっている。知床観光船事故でも発生直後、犠牲者の親族が「私たちは犯罪者ではない。報道のモラルが非常に残念だ」と強い口調で批判したこともあった。

高岡さんも、ほかの家族たちが取材を受けたくない気持ちは理解できる。自身も親族から「マスコミに話すのは良くない」と言われた。元々、人前で話すこと自体、得意ではない。

ただ、それ以上に危機感を強く持っているという。報道が事故直後と比べて激減したことに、ショックを受けた。「事件の風化は、運航会社側の得になるだけだから」。2人の帰りを待ちながら、思いを訴え続けている。

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2. 2023/09/21(木) 12:50:58

可哀想

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3. 2023/09/21(木) 12:51:22

つらいね

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4. 2023/09/21(木) 12:51:53

可哀想だけど、自分も乗っておけばよかったなんて思うくらいならなんで離婚したんや

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5. 2023/09/21(木) 12:52:10

えっもう終わったことになってるの?

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