1. 2023/08/22(火) 23:57:54
加齢による単なる物忘れなのか、深刻な記憶障害なのか、見極めは難しい。老年学研究の第一人者である医師の渡辺修一郎氏が話す。
「細かい内容を忘れているということは普通の老化や健忘症でも見られますが、認知症の記憶障害は体験そのものを忘れてしまい、きっかけがあっても思い出せないという点に特徴があります」
◆抑うつ的な症状や意欲の減退にも注意が必要
何事もおっくうがってやる気を失っていくと、異変は目に見えるかたちで顕在化する。
「趣味などをやめてしまうといった抑うつ的な症状や意欲の減退も、代表的な認知症の初期症状。それまで身だしなみを整えていたのが無頓着になり、部屋の整理整頓ができなくなるなどの変化にも注意が必要です」(渡辺氏)
出典:nikkan-spa.jp
①昔は密にあった連絡が減った
②おかずが一品減った
③箸ではなくスプーンで食事をする
④キャッシュレスでの会計が多い
⑤昔話など同じ話をするようになる
⑥財布や鍵を探すようになる
⑦心配で同じことを何度も聞いてくる
⑧綺麗好きだったのに散らかっている
⑨クルマの傷が増えている
⑩料理の味つけが大きく変わった
⑪食への興味や意識が減退している
⑫身だしなみを気にしなくなった
⑬お風呂にあまり入らなくなった
⑭感情の起伏が大きくなった
⑮人や物を「あれ」と呼ぶことが増えた
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70~80代の年老いた親は常にリスクに晒されている。だが、離れ離れに暮らしていると、そのわずかな異変に気づくことは難しい。病気、犯罪、異性の影……そんな見えない脅威から老親をイチ早く守る術を伝授!