1. 2023/08/21(月) 00:42:31
川崎市内の分譲マンションの一室。オープンキッチンに、広めのダイニングテーブル、大型テレビの前には一人がけの椅子とソファが並ぶ。普段は会社員男性(30)が暮らすリビングダイニングだが、時折、広告やSNSの撮影会場として使われている。
男性は今年2月から、自宅の貸し出しを始めた。空きスペースの貸し借りをウェブ上で仲介する「スペースマーケット」(東京)に登録したところ、月10件ほどの利用がある。貸し出し中の2~8時間は外出することになるが、あらかじめ貸し出しする時間やスペースを自分で決められる。
多いときには貸し出しに伴う収入が月10万円に上ることもあるという。男性は、「時間貸しを始めてから趣味に使えるお金が月に数万円増えた。借り手から内装を褒めてもらえた時は特にうれしい」と話す。
出典:www.yomiuri.co.jp
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場所貸しビジネスが多様化している。レンタル会議室やシェアオフィスでなく、最近では、自宅や店舗などを貸し出すケースもある。貸し手側は隙間時間を活用した臨時収入につながる一方、借り手側も選択肢が広がって新たな市場として脚光を集めている。