1. 2023/07/08(土) 09:59:07
経営コンサルティングや従業員研修を手掛ける「識学」(本社東京)が全国の20代から40代の女性300人(子どもがいる女性、いない女性各150人)を対象にした「働く女性のこどもに関する調査」によると、「子どもを産みたいとは思わない、産む予定がない」と答えた人は44.0%、「子どもを産みたいと思っているが、産む予定はない」が20.0%だった。
理由のトップは「子どもが欲しいとは思わない」で34.4%(複数回答)。続いて「自由がなくなる」(32.3%)、「子どもを産む・育てる自信がない」「自分自身のために時間を使いたい」がそれぞれ30.2%と上位を占めた。少子化の原因の1つとされる「経済的な余裕がない」は28.1%で、金銭的なことよりライフスタイルの変化の方が少子化の根本にあることがうかがえた。
政府の少子化対策については、アンケートに答えた68.3%が「期待していない・あまり期待していない」と回答。特に子どもがいない女性は78.3%に達し、肝心の対象となる女性に響いていないことが分かった。
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7割近くの女性が異次元の少子化対策「期待せず」 経済的よりライフスタイルの変化が少子化に影響