1. 2023/05/31(水) 16:26:57
■「山梨県地震被害想定調査結果」
「南海トラフを震源とする地震」の場合
まず建物の被害について。南海トラフ地震(東側ケース)の場合、倒壊する建物の多くは揺れによって被害を受けると想定されている。また、冬18時に発生した場合では、火災による全焼数も全要因の1割ほどを占めることになる。一方で、液状化や急傾斜地崩壊による被害は相対的に小さいとされる。
引き続き冬18時発生の場合を見ると、全壊件数が57006棟、半壊件数が57951棟とされている。やはり、特に揺れによる倒壊がそのほとんどを占める。
我々は巨大地震というと、東日本大震災の経験から大津波を思い浮かべがちだが、かならずしもそれは正しくない。津波の来ない地域であっても、揺れそのものによって大きな被害が出ることがありえるのである。
出典:gendai-m.ismcdn.jp
静岡や和歌山といった海沿いの地域に比べればまだ少ない数字だが、それでも被害は甚大であることがわかる。こうした調査結果から、「津波」が来ない場所でも、「揺れそのもの」への警戒を怠ってはいけないことがわかるだろう。
日本全国で20万人から30万人超の死者が出るとも予測されている南海トラフ地震。しかし、ひとりひとりが今のうちから対策をしておけば、その数字は減らすことができるはずだ。
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…特に大きな被害が予想されているのは、静岡や和歌山、高知といった太平洋に面した地域だ。発災後、猶予なく襲ってくる津波によって、人的にも物的にもとてつもない被害を引き起こすことは疑いがない。 だが、地震に備えなければいけないのは海に面した地域だけなのだろうか。