1. 2023/05/27(土) 00:11:41
【農林水産省 白石優生さん】
「今の酪農経営って、すごく厳しい状況になっています。円安、ウクライナ情勢の関係で、エサ代が上がっているのが大きな原因です。酪農のランニングコストの約半分ってエサ代なんですよ。場所によっては、1.5倍にエサ代がなっている所もあり、ランニングコストが上がった分を価格、利益で補填できればいいんですが、もう1つの問題が、牛乳って今、余っているんですよ。消費量に対して、生産量が多くなっている状況なので価格に転嫁する事も難しいっていうのが今の状況です。」
「今、加工品に回している分、脱脂粉乳の在庫量が積み上がっている状況なんですよ。消費量よりも生産量が上回っている分が余剰分となってくるんですが、この余剰分に相当するのが国民1人当たり月200ミリリットル多く飲むことなんですよ。1日ではなくて月200ミリリットルです。いろんな方法があると思うのですが、まずは、今の酪農の状況を皆さんに理解していただき、牛乳を飲むことが日本の酪農を応援することにつながるんだと理解していただくことが大事だと思います」
出典:www.ktv.jp
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