「人工肛門ライフ」を漫画で描く31歳彼女の人生

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更新:2023/05/15(月) 14:48

1. 2023/05/01(月) 22:53:32

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「人工肛門ライフ」を漫画で描く31歳彼女の人生 | 働き盛りでがんになった人たちの行動 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース toyokeizai.net

人工肛門(ストーマ)袋にかわいいカバーをかぶせてみせる、卵巣がん経験者のふじあこさん(写真右奥。左端は子宮体がん経験者のヒダノマナミさん。ヒダノさんのYouTube動画にゲスト出演時の静止画。


人工肛門(ストーマ)とは、腸の一部を切り、皮膚に穴を空けて体外に出し、プラスチック製のストーマ袋とつなげて排便する仕組み。腸の途中で排便するので肛門は使わなくなる。ふじあこさんは当時を回想する。

「『自分の意思で排便できないなんて絶対に嫌だ』と思いました。一方で、手術前は腹水が約1リットル以上もたまり、病院食をとるのもつらかったんです。その苦しみから解放されたいという思いが、人工肛門の不安よりも切実でした」

■悲観的だからこそ積極的になれたこと

術後の彼女はさんざん泣き暮らしてから、ある日ふと「このままじゃ、何も変わらない」と悟ったときに、かつての経験が生かせた。

「いい意味でも悪い意味でも、『もう、どうでもいいや』って思ったんです。気持ちが吹っ切れると、同じ病気の人や、人工肛門になるかもしれないと怖がっている人たちに、私の経験を伝えることで何か役に立てるんじゃないかって」

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柔らかな筆致の「あこにっき 治療経過発信ブログ」を始めて、つらい体験もクスッと笑えるネタにすることで、自分を取り巻く厳しい現実にも、一定の距離をおいて冷静に向き合えるようになっていく。

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当初は嫌で仕方なかった人工肛門も、実際に使ってみると複数の利点がわかったと話す。

「以前は便秘がちで、トイレで10分間も力んだりしていましたが、今は気づいたら排便は終わっています。便秘とはサヨナラして、もう力むこともないから痔の心配もない。むしろ通勤中でも、テレビを観ながらでも、このインタビュー中でも誰にも気づかれずにできます。だから、すっごく時短になるんですよ」

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ふじあこさんの漫画「卵巣がん、辛い気持ちの抜け出し方」(「あこにっき」2020年1月13日)。そこで母親から「あんたが生きてるだけで嬉しいよ」と言われたと、彼女は描いている。

「同年4月に職場復帰したときも同僚から喜んで迎えてもらい、周りから意外と大切にされている自分に気づけました」と今回話してくれた。

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2. 2023/05/01(月) 22:53:47

私なら無理

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3. 2023/05/01(月) 22:54:51

多目的トイレとかこういう人のためだよね

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4. 2023/05/01(月) 22:55:16

ありがたいね
少しでも不自由なく暮らせるような医療支援
私も同じ立場になったら使うと思う

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5. 2023/05/01(月) 22:55:34

こういった説明文は初めて読みました。女性の励みになるといいね

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