1. 2023/04/06(木) 17:45:16
――ジェンダーレス男子と呼ばれていた当時を振り返り、いま思うことはありますか?
とまん 自分が好きなファッションで、したいメイクをしていただけなのですが、興味を持ってもらえてたくさんのメディアで取り上げていただきました。でも、だんだんと自分のキャラクターと合わないことを求められて、上手くいかなくてもがいていた時期もありました。そんな時に、「男だけど実はメイクをしたかった」「そういう服装をしたかった」という声をいただいて、誰かに少なからず影響を与えられていることを実感しました。
出典:contents.oricon.co.jp
とまん それはすごく感じています。男性専用の美容サロンも増えていて、見た目への意識を高く持つ人が増えているのは、素敵なことだと思います。メイクや服装が変わることで心が変わっていきます。自分に自信がなかった人が、見た目が変わることで自信を持てて中身も変化していく。そういうところで素敵な社会になってきている気がします。
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とまん 自分の好きなことをアピールすることですかね。多様性が認められる社会のなかの自分らしさってすごく難しい。自分の心に素直に“自分の好き”を表現できたら、それが自分らしさにつながるんじゃないかな。
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2014年より読者モデルとしての活動を始めたとまん。中性的なファッションやメイクで存在感を放ち、“ジェンダーレス男子”と呼ばれ、ファッション業界での新たなトレンドとして注目された。現在は俳優業をメインに据え、4月期のドラマ『俺の美女化が止まらない!?』(テレビ東京)では、女装男子のうにぴょ役を演じている。多様性が認められ、ジェンダー平等が唱えられる社会へと移り変わる時代の流れを、どのように見ているのか聞いた。