1. 2023/03/27(月) 21:30:44
実際に結婚や同棲、子育ての経験がある人はわずか8%。家族らの61%は「本人の希望を聞いたことも話し合ったこともない」と答えた。知的障害者の結婚や出産には社会全体で壁があり、当事者の自己決定権が制限されている実態が浮き彫りになった。
家族らの賛否は「恋愛」と「結婚」では賛成が多かったが、「子どもを持つこと」については反対が58%と、賛否が逆転した。
反対する人からはこんな意見が寄せられた。「恋愛は自由だが、命の責任を持つ子育ては、生まれてくる子に対して無責任。夫婦2人だけでなく、子育てまでというのは支援の域を超えている」「生まれた子どもは親の障害を受け入れられるのか。いじめられないか。ヤングケアラーになってしまうのではないか」
一方で「恋愛や結婚、子育ては誰にとっても平等な権利だ」といった意見も多かった。
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恋愛や結婚、子育てについて全国の知的障害者や家族らはどう考えているのか。共同通信がアンケートをした結果、さまざまな声が寄せられた。