1. 2023/03/24(金) 16:56:34
不動産屋のおじさん
「全然、大丈夫ですよ。まだ50代ですよね? 借りられますよ。年齢制限がひっかかってくるのは、70歳くらいからです。さすがに75歳を超えると、新規に賃貸契約を結ぶのは難しくなりますけれど。でも、80歳を超えたら、代理契約という方法もあります」。
「でも、私は子どももいないし……」と言うと、おじさんは教えてくれました。「自分の子じゃなくても、三親等以内ならいいんです」。姪か甥でいい、ただし、何かあった時に連絡したらすぐ駆けつけられるくらい、近くに住んでいれば、とのことです。
出典:fujinkoron.ismcdn.jp
でも女友達の中には、一人っ子で独身の個人事業主もいます。彼女には、代理契約をしてくれる親族はいません。そういう場合はどうしたらいいんでしょう。
「もし、子どももいなくて、3親等以内の親族もいないなら、一般の賃貸住宅は厳しいですね」
「でも、URがあります。それに、いずれ国も何かしら考えるんじゃないですか」。それより、もっと現実的な助言を教えてくれました。
「賃貸は、住みさえすれば、住み続けられますから、75歳までにどこかに入っちゃえば良いんですよ。居住権がありますから」。確かに日本の民法は賃借人に有利で、大家が店子を理由もなく追い出すことはできません。ということは、「人生最後の民間賃貸への引っ越し」は75歳の前に考えればいいのかもしれません。
さらに、「75歳以上になって本当に住まいに困ったら、地方移住という手があります」と、付け足しました。
+61
-54
自分の子じゃなくても、三親等以内ならいい