1. 2023/02/23(木) 22:46:46
きっかけとなったのは2022年12月に起きた“ある事件”。兄のことを連想させるものだった。木屋町を歩いていた会社員の男性が、20歳の男2人に絡まれ、路上で殴る蹴るの暴行を受けたのだ。
(目撃者)「血だらけ、ガラス割れて窓割れて、車とかにバーンって当たったりして。ガラスでどついたり、乱闘みたいな。血が出ていた」
男性の命に別状はなかったが、顔の骨を折るなどの重傷だった。捜査関係者によると、男たちの動機は次のようなものだった。
(男)「肩ぶつかったから殴った」
木屋町では今、凶悪事件が立て続けに起きている。2022年9月に撮影された写真。外国人の男が男性とトラブルになり、持っていたアイスピックで男性の胸を複数回刺して殺害しようとしたという。
警察によると、木屋町における犯罪の認知件数は新型コロナウイルスの流行により年々減少していた。だが、2022年8月に行動制限が事実上解除され、夜の街での犯罪が一転、増加しているのだ。
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荒れる京都の繁華街「木屋町」の夜。新型コロナウイルスの行動制限が緩和されて以降、犯罪の認知件数が増加しているのだ。19年前、木屋町で起きた事件で兄を亡くした男性は『兄の時と同じような事件が増えるのではないか』と危機感を抱いている。