1. 2022/12/29(木) 23:28:22
これは住宅設備メーカーのLIXIL(リクシル)が開発した紙おむつ処理機だ。使用済み紙おむつから排泄物を分離して排水口に流し、紙おむつは粉砕処理する。「重さは投入前の約2分の1、体積は6分の1~4分の1にまで圧縮でき、『燃やせるごみ』として捨てられる」
出典:www.sankei.com
出典:www.sankei.com
大人用紙おむつは年々、供給が増えている。日本衛生材料工業連合会によると、令和3年の生産量は約88億6400万枚。10年前の平成23年(約58億1100万枚)と比べ、1・5倍以上に急増している。
出典:www.sankei.com
おむつごみは他のごみと比較して処理コストがかさむ。東京都環境局によると、一般ごみとして回収した使用済み紙おむつは水分を多く含んで燃えにくく、通常より高い温度の800度以上で焼却しなければならないという。炉への負担や燃料費増、環境への悪影響が懸念されている。
+25
-1
高齢化に伴い使用済みの大人用紙おむつの廃棄量が増え、社会問題となりつつある。自治体の焼却炉への負担が重く、高齢者施設でも処理費用がかさむ。国はおむつごみ処理問題の解決に向け、廃棄ルールの指針を今年度中に策定する。民間企業も処理装置を開発す…