1. 2022/12/05(月) 10:22:59
※以下抜粋※
診断が簡単ではないとはいえ、発達障害や「グレーゾーン」にはひとつ明らかなことがあります。それは、適応障害が必ずあるということ。適応障害とは明らかなストレスがあり、そのストレスのためにさまざまな症状を呈するもの。ストレスが発生してから3ヵ月以内に症状が現れ、日常生活に支障をきたしている場合に、適応障害と診断されます。
「グレーゾーン」の場合、進学や就職など環境の変化がありなにか適応できない困難なことが生じた時に適応障害が起こります。実際に、どのような悩みを抱えているのでしょうか。
●コミュニケーションはとれるが、人間関係を継続することができない。
周囲の人と話すスピードが違い、会話のテンポについていけない、などの理由から、人間関係を続けることが難しく孤立しがち。
●ある程度の仕事はこなせているのに、うまくいかない。
自分で「完璧」と納得できないと提出ができない。自分がやったことがない仕事や、分量や期限が不明な仕事は、イメージすることが苦手。縮は失敗を招き、さらに自己評価を下げるといった悪循環になってしまう。
●できないことばかり注目して自己評価が低すぎる。
発達の凸凹があると、できることとできないことの差が大きく、できないことばかりに注目してしまう。
●失敗や叱責を恐れ、不安感が強く萎縮しがち。
●苦手な部分をカバーしようと常に緊張しつづけ、疲れ果ててしまう。
精神的にギリギリの状態で仕事をしているので、疲れ果ててしまう。帰宅したらぐったりして動けず、頭痛や肩こりに苦しむケースも。
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ここ数年、精神科や心療内科などで、「発達障害かもしれない」と受診してくる人がたいへん多くなっています。受診する人の悩みは主に、対人関係がうまくつくれないというもの。ところがそうした人たちに対して、内科などのように、採血して血糖値が高ければ糖尿病であるというような明快な診断ができません。これは発達障害に限らず、精神疾患全体にいえることです。精神疾患全体が混沌としていて診断が難しく、すべてがグレーなのです。つまり、医療機関による「発達障害とはいえないが健常でもない、その中間である」という診断が「グレーゾーン」です。