1. 2022/11/22(火) 11:34:21
日本では、断熱性能が不十分なアルミサッシもしくはアルミ樹脂複合サッシが主流を占めているため、一流といわれるハウスメーカーの新築住宅でも結露が生じるのがあたり前です。一方、欧州では、「建築物理学」という学問があり、その中で「結露を引き起こすのは誤った設計であり、人の健康を害する瑕疵である」いう考え方があります。つまり多くの欧州の国々では結露は起きてはならないものなのです。
よく、「結露が生じない家なんて可能なのですか?」と質問を受けますが、断熱・気密性能をきちんと確保すれば、普通の暮らし方をしていれば結露は起きなくなります。
つまり、欧米と日本では、住宅に要求されている断熱・気密性能のレベルがまったく異なるのです。
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知られざる「日本の住宅とその性能」について焦点をあてる本連載。今回のテーマは、日本の住宅に使われている「窓の性能」。驚きの事実をみていきましょう。