1. 2022/11/15(火) 10:31:04
「ゆるミニマリスト」は、「ゆる」という言葉の通り、極端な「捨て活」はしません。その上で、あまり背伸びをせずに知恵を絞って、自分の趣味に合うファッションやインテリア、住まいを自らつくり出すのです。日本型ミニマリズムの「減らす」の目的化を避けて、生活術とおしゃれのバランスを重視する方向性です。
整えアドバイザーでゆるミニマリストの阪口ゆうこさんは、「暮らしやすさより、ものを減らすことが優先されるのは、違う」と言い、あくまで手段としてミニマリズムを活用したと述べています(「片付けは減らすが9割」ぱる出版)。インスタグラムを中心に影響力を持っているゆるミニマリストたちも、おおむねこの立場です。
モノを減らすことを優先すると、美しいデザインの家具や、カーテンなどの装飾を犠牲にすることになり、日常を過ごす場所が貧しくなってしまうからです。最も大事なのは、自分が理想とする整った空間、美意識の具現化なのです。そのため、服装やコスメ、調度品などはケチらずに良質のモノを購入していることが多いのです。
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近年、「ゆるミニマリスト」「シンプルライフ」「捨て活」という言葉をネット上などでよく目にするようになりました。「心に余裕ができる」「幸福度が上がる」「お金がたまる」といったメリットが強調されているのが特徴です。