1. 2022/11/01(火) 10:16:13
「ピットブルはもともと闘犬のためにかけ合わされた犬種です。闘犬というのは『負けない犬』『負けを認めない犬』が優秀とされます。普通の社会性を持った犬同士が争う場合は、片方が『やめて』『降参』のサインを出したら、そこでやめます。でもピットブルは噛みついたら相手が死ぬまで離しません。攻撃場所も頭やのどなど、致命傷となるところを狙います。嚙む力もとても強い。そのうえ本人も痛みに強く作られているので、いったん噛みつくと、本人がケガを負うほど殴打されても離しません。本当に危険な犬です」(中略)
「子どものいる家は絶対に飼わないほうがいいと断言します。うちの子は子どもが食べるお菓子を見てもよだれをだらだらたらしながら我慢できるから大丈夫、という飼い主さんもいますが、安心できません。スイッチが入ると死ぬまで攻撃しようとする気質は、犬の性格ではなく、かけ合わせによって作りあげられた気質なんです」
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ピットブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)は飼ってはいけない犬なのか? 毎年襲われて死亡事故が起きる理由を動物行動学の専門家 高倉はるか先生が解説します。