1. 2022/10/11(火) 17:06:56
日本では、アフターピルの市販化について議論が繰り返されていますが、判断が先送りされるばかり。議論はもちろん大切ですが、アフターピル市販化や中絶費用の値下げをしたら「安易に中絶する女性が増える」と言う人が必ずいますよね。でも、たとえ中絶費用がタダになったとしても「中絶すればいいや」と考える女性がいるとは、私には思えなくて。妊娠・中絶した時の体や心の負担を、私はそんなに軽く簡単なものだと考えられません。「安易な中絶」っていう言葉、なくなればいいのに!日米のドラマを見比べている姉に言われて気づいたのですが、よく日本では、「私はいいから、この子を助けて!」と自分を犠牲にして亡くなる母の物語を感動的に仕立てるシーンがあると思います。でも、自分に置き換えて万が一、出産することによって私が死ぬのなら、私は泣きながら中絶を選ぶと思う。私には守らないといけない子どもたちがいて、親も、友人も、パートナーもいます。
もちろん子どもがいない人だって、自分の生活や体や心を守るために中絶が必要なこともあるんです。お腹の赤ちゃんの人権について色々議論はあるけれど、だからといって産む側の女性の人権がないがしろにされていいわけではない。妊娠した女性自身の幸せ、人権は、もっときちんと大事にされるべきだと思っています。
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先日アメリカで、「妊娠中絶は女性の権利」と認めた過去の判決が49年ぶりに覆される見通しだと報じられました。…