1. 2022/07/30(土) 14:47:59
壮絶でした…!大学生のときに男性と出奔、大阪・西成のドヤ街などで、野宿生活をする中での妊娠だった。
子どもの父親は日雇い労働をたまにする程度で、普段は働かないため、「ドヤ」と呼ばれる簡易宿泊所にすら泊まれないし、産婦人科にかかる金もない。
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まさに、奇跡の出産だ。その家には迷惑をかけられないと、産後3日目から新生児を抱えての野宿生活。
2年後にまた、妊娠した。奇跡はそうそう起こらない。この日だと思ったときに、なけなしの金で1泊5000円のホテルに宿泊、布団の上にビニールシートを敷いて、そこで産んだ。
(中略)
両親は男をアパートに住まわせ、見つけてきた会社で働かせた。しかし、何の前触れもなく、男はいなくなった。以降、男の消息はわからない。
「ずっと安定した職を追い求めて、気がついたら40歳になっていました。そのときにたまたま、派遣の仕事にありついたのです」
派遣とはいえ、照子さんは同じ企業に16年8カ月勤務することとなった。
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「私は約17年勤務しましたが、同時期に24年間、派遣で勤めていた人も雇い止めを受けました。物を捨てるように、長年勤続の派遣を切っていく、会社のやり口をまざまざと見た思いです」
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世界でいちばん働いているのに、先進国で一番貧乏なのが、日本のシングルマザーだ。貧困にあえぎながら、なんとか長い子育ての時期を過ごしても、その後が安泰なわけではない。