1. 2022/07/07(木) 22:29:59
「毛抜」の粂寺弾正という大人の大役に挑む勸玄は「成田屋の歴史の中では最年少ではござりまするが懸命に勤めさせていただきます」とあいさつ。今回の配役は海老蔵が21年1月に新橋演舞場で演じた「毛抜」を見た勸玄が「やりたい」と希望して実現したという。勸玄は「お父さんみたいにすごい役者になりたいと思った」と理由を明かし、海老蔵は「もう2カ月、3カ月前からお稽古している。大変難しいお役です。到底9つでできることではないと思う」と話したが、一方で「もし2020年に新之助になっていたら挑戦することはなかっただろう」とコロナ禍という災いをプラスに変える意義も強調した。
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11月に歌舞伎の大名跡である十三代目市川團十郎白猿を襲名する市川海老蔵(44)と八代目市川新之助を襲名して初舞台を踏む長男の堀越勸玄(9)が7日、東京・歌舞伎座で襲名演目の発表会見に出席した。勸玄は12月公演で成田屋史上最年少となる「毛抜」の粂寺弾正役に挑戦し、2023年から約2年かけて行う全国巡業の日程も発表。海老蔵は「長期にわたる襲名披露興行で心身共に十分配慮しながら、皆さまの期待に応えられるような團十郎に、また歌舞伎がより一層発展となりますように懸命に努力いたします」とあらためて決意を示した。