1. 2022/07/04(月) 14:06:11
保育所側の事務負担も軽減される見通し。同保育所では園児ごとにふた付きのバケツを用意し、各園児のおむつを仕分けして入れている。「間違えずに保護者に返さないといけないため、手間にはなる」と八木裕子同保育所長(51)は話す。
なぜ持ち帰りが続いているのか。保護者に便を見てもらい、健康管理に役立てるというのが理屈だ。だが、多くの保護者は見ない。「便が緩い」といった情報は保育所から口頭でも伝えており、目視する意味合いは薄れているのが実情だ。
保育関連の民間企業が営む団体「保育園からおむつの持ち帰りをなくす会」(大阪市)は、何度も使う布おむつが主流だった時代の持ち帰りという旧習が見直されないまま温存されているとみる。
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京都府南丹市は、子どもが保育所で過ごす間に出た使用済み紙おむつについて、保護者が持ち帰る現行方式を見直し、早ければ今冬にも保育所での処分に改める見通しだ。背景には持ち帰りが、保護者や保育者の負担となっている現状がある。