1. 2022/06/11(土) 22:51:24
「節約に節約を重ねて、定期預金で2000万円貯めた人と、資産運用や自己投資をしながら2000万円を貯めた人では、幸福度には大きな違いがあります。そもそも、年金の受給額が減り続けているいま、2000万円では足りないことも多い。仮に月に10万円ずつ取り崩していくと、16年8か月で底をつきます。65才からだと、80才でお金がなくなる。
そのとき、2000万円という金額をゴールにただ貯めてきた人と、自己投資のスキルが身についている人では、お金が減ったときの考え方や対処法に雲泥の差が出るのです」
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老後不安もあって日本人の貯蓄傾向は年々高まっており、2020年の総務省の家計調査報告を見ると、世帯主の貯蓄額の平均は1791万円。これが60代、70代になると2000万円を超えてくる。さらに、日本人の個人金融資産残高の合計は現在、1999.8兆円で、過去最高額を更新している。だが、ひたすら貯め続けたところで、「生き金」とは言い難い。40代で2億円の資産を築いた個人投資家で『攻めの節約』の著者である生方正さんが言う。