1. 2022/06/06(月) 00:20:56
「ここで過ごす時間が1週間の癒やしです」。5月中旬、大津市の民家に拠点を置くNPO法人「こどもソーシャルワークセンター」で、無邪気な表情を見せた高校3年の男子生徒(18)はヤングケアラーだ。家では「仕事が忙しい」という両親に代わり、小学1年と中学2年の妹の世話をたった1人で担っている。
生活のため高校に通いながら飲食店でのアルバイトを続ける。1カ月で10万円以上を稼ぐが、大半を親に渡すため、手元に残るのはわずか1万円。その1万円もアルバイトへの交通費などに消えてしまう。
男子生徒には「いつかゲームを製作する仕事に」との目標がある。将来のため大学受験を考えているが、日中はどうしても家事やアルバイトに追われがちだ。「深夜2時に寝て、朝4時に起きる生活がずっと続いている」。睡眠時間はわずか2時間。厳しい環境の中で夢を追いかけている。
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中学生の約17人に1人、小学生の約15人に1人が該当するとの調査結果もあり、国や自治体も支援を模索するが、打開策は見いだせない。