弟を殺した犯人と面会…被害者遺族が求めた「加害者との関係」と「償いのかたち」

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更新:2022/05/18(水) 13:34

1. 2022/05/17(火) 13:51:19

弟を殺した犯人と面会…被害者遺族が求めた「加害者との関係」と「償いのかたち」 | 週刊女性PRIME www.jprime.jp

もし、家族が他人に殺害されたとしたら、犯人に求めるべきは死刑なのか。死刑を求めない家族は、被害者とはいえないのだろうか。被害者遺族を経験しながら死刑廃止の立場を表明し、被害者と加害者の対話の意義を訴えてきた原田正治さんは、一部の人々からは「理想的な被害者」として注目され、また一部の人々からは「理想的な被害者ではない」と、時に批判を浴びてきた。


以下抜粋・・・

1983年、原田さんの弟・明男さんが30歳のとき、突然、仕事中に亡くなり、居眠り運転による自損事故と判断された。ところが1年3か月後、雇用者による保険金殺人だった事実が判明。当時、36歳だった原田さんの人生も一変する。

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事件から10年後、原田さんは、周囲の反対を押し切って、拘置所にいる加害者との面会を決意する。憎しみや怒りが薄れたわけではなく、なぜ弟が殺されなければならなかったのかを問い、遺族がこれまでどんな思いで生きてきたのか、思いをぶつけたかったからだ。

原田さんが「長谷川君」と呼ぶ加害者は、原田さんの訪問を喜んだ様子で迎え、「申し訳ございません」と謝罪をした。原田さんは、長谷川君と対面した瞬間、肩の力が抜けたという。アクリル板を挟んでいても、対面が叶ったことで、被害者加害者という枠を超え、人間同士のコミュニケーションが可能となったのだ。

これまで何百通という手紙を受け取ってきたが、20分の面会にはかなわなかった。彼の謝罪の意志は本心だと感じ、直接、謝罪の言葉を聞いたことによって、どんな慰めの言葉より、心が癒されていくのを感じたという。

「僕は彼と面会したことが、自分自身の快復への道につながると感じました。僕が求めているのは、彼や家族をさらに奈落の底に突き落とすのではなく、僕が崖の上に這い上がることです。死刑が執行されてもされなくても、僕の苦しんできたことは消えませんし、弟が生き返るわけでもありません」

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2. 2022/05/17(火) 13:52:18

会ったら余計殺意湧くわ

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3. 2022/05/17(火) 13:52:51

雇用者による保険金殺人!?
そんなのもあるんだ

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4. 2022/05/17(火) 13:53:10

別に本人がいいならそれでいいけどさあ
そう思わない人のほうが多数だと思うが

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5. 2022/05/17(火) 13:53:54

当事者にしかわからない世界だ。でもその当事者が納得しているなら、面会してよかったんだろう。

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