「実力派俳優」の定義とは? 薄れゆく顔面至上主義と“ごり押し”キャスティング

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更新:2022/06/15(水) 01:02

1. 2022/05/15(日) 21:52:55

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「実力派俳優」の定義とは?薄れゆく顔面至上主義と“ごり押し”キャスティング | ORICON NEWS www.oricon.co.jp

枕詞に「実力派」とつく魔訶不思議な職業は、俳優くらいではないだろうか。それは、“実力派ではない人たち”がいるからこそ成り立っていた言葉である。


この頃、いわゆる王道イケメン&美人ではないかもしれないが、演技が評価されてメインに抜擢されるという事象が相次いでいる。例えば、松下洸平は演劇畑で多くの賞を受賞していたが、ドラマ・映画・舞台でも長らく脇役として存在感を放っていた。だがNHK朝ドラ『スカーレット』(2019)で戸田恵梨香の相手役を務めるや、波瑠、吉高由里子、土屋太鳳など朝ドラヒロインを“沼落ち”させる演技で視聴者も魅了。

女性俳優では、上白石萌音がいま最も勢いのある1人と言えるだろう。映画『ちはやふる』(2016)では広瀬すずのかるた仲間、『溺れるナイフ』(2016)では小松菜奈の地味なクラスメイト役を演じていたが、主演ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(2020)で一大ブレイク。10年近くの下積みを経て、現在は舞台『千と千尋の神隠し』で、橋本環奈とWキャストを務めるまでに至った。

ほか、この頃勢いを見せる俳優陣を挙げてみると、柄本佑、仲野太賀、山田裕貴、磯村勇斗、伊藤沙莉、三浦透子、古川琴音、蒔田彩珠と、男女ともにいわゆる“実力派”ばかりだ。

思えば、昨今トップアイドルや人気モデルの俳優転向も少なくなったのではないか。少し前まで、他業種で人気が出たらとりあえず話題作りにキャスティング、という動きが多く見られた。だが、アイドルやモデル、芸人にしても、演技が下手であればすぐにSNSで叩かれる。

その理由として、「“事務所ごり押し”が通用しない時代になった」と話すのはメディア研究家の衣輪晋一氏。「これまではテレビが甚大な力を持っていたため、とにかくテレビに出ている俳優、よく見る俳優に人気が集中していた。つまり、テレビ側がある程度タレントの人気をコントロールできていました。芸能事務所側からしても、場数を踏むことで経験値を積み、演技力は後からついてくればいいとする考えもありました。ですがSNSが発達した今、ネットミームに日本ドラマを“学芸会”と貶める表現があるように、演技力が伴っていないと、逆に“晒し上げられる”危険性が高くなっているのです」(同)

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2. 2022/05/15(日) 21:53:49

登場人物もそのうちCG。

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3. 2022/05/15(日) 21:53:49

菅田将暉は実力派

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4. 2022/05/15(日) 21:53:53

吉沢亮とか町田啓太みたいに顔も演技も凄い俳優多い

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5. 2022/05/15(日) 21:53:57

華は足りないかもしれないけど、世間一般に比べると十分整ってるよね。

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