1. 2022/05/15(日) 00:01:29
例えば、涼子さん(仮名・30代)は、男性と性経験がなく、処女であることに長年悩んでいました。聞くと涼子さんは、かつて同級生たちから容姿を巡っていじめられた経験があったそうです。そんなつらい経験をしたこともあり、自らの容姿に長年コンプレックスを抱いていたといいます。そのため異性に対して積極的になれずにいました。
ある日、涼子さんは「女性用風俗で自己肯定感が上がった」という体験を描いた漫画を目にしました。そこで、女性用風俗の利用を決意したのです。
女性用風俗を通じて、涼子さんは、初めて生身の男性の体に触れました。その体験を通じて、涼子さんの心と体に大きな変化が起こったそうです。涼子さんは、これまで異性との性的な行為を、自分には関係ない遠い世界のことだと思っていたそうです。しかし、女性用風俗を通じて男性と接したことで、初めて恋愛や性的な行為を身近に感じられるようになったのです。そして、「自分自身のコンプレックスとようやく向き合えるようになった」と言います。
出典:otonanswer.2xx.jp
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10年前に女性用風俗に携わっていた男性は「女性用風俗は、かつては有閑マダム(生活に余裕があり、暇の多い女性)のような、一部の限られた人たちが利用するものでした。しかし、今では女子大学生や専業主婦のような、いわゆる一般の人たちが新たな客層になっています」と言います。利用者の女性たちに女性用風俗の利用動機を聞いてみると、決して単なる性欲の解消ばかりではありません。むしろ女性たちの「性」を巡る生きづらさに理由があることも少なくないのです。