1. 2022/05/07(土) 16:09:41
事故は2015年12月23日、JR浦和駅近くの市道で起きた。高校1年の聖菜さん(当時15歳)はライブに向かう途中、急加速した乗用車にはねられて亡くなった。運転していた男性(当時80歳)が、ブレーキとアクセルを踏み間違えたことが原因だった。
「男性は、アクセルとブレーキを踏み間違い、娘が歩いていた道路端に向かってハンドルを切りました。娘は、車とポールとの間に挟まれ、圧死しました。
男性本人としては、事故前には毎日のように問題なく運転できていると感じていたようで、法廷で『なぜ事故が起きたのか、自分でも理解に苦しむ』と述べました。家族も男性に運転を依頼していたと聞きました。
結局、根本的な事故原因はわからないまま。今でも悔しくて、むなしいです」
出典:www.yomiuri.co.jp
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「高齢ドライバー」に関わる運転免許制度が、5月13日から大きく変わる。逆走や信号無視など、一定の違反歴がある高齢者(75歳以上)に、免許更新時に実車試験を義務づけ、更新の可否を判断する仕組みの創設が柱だ。7年前、高齢者による交通事故で高校生の長女を亡くし、制度の改正を訴え続けてきた稲垣智恵美さん(52)(さいたま市)に思いを聞いた。