1. 2022/02/14(月) 14:03:51
「セクハラを証言していた人たちが次々に証言を翻していき、裁判では私たち姉妹への悪口ばかり言われて人間不信になりました。法務を担当していたのに不正をしたかのように言われ自殺したくなるくらいつらかったですが、諦めないで闘ってきてよかったと思います。会社のコメントを読みましたが、私は『発言録』など作成しておらず、公開の法廷で尋問が実施され裁判記録も公開されているのに、会社が事実と異なることを公表し続けていることに驚いています。
私が起こした訴訟を通じても、全く反省がなく、また、学びのない会社で非常に残念です。私以外にも、姉は2年以上も自宅待機を命じられたままでしたし、セクハラを証言した後、雇い止めになった方もいます。
内部にいる社員のためにも、第三者相談窓口を設置してほしいと切に願っています」
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「通常、不当解雇を訴える訴訟で会社側が支払う金銭補償は月給の6か月から1年分が多い中、裁判官は会社側の非を認め解雇無効を前提に、定年までの約8年間の給与を補償させました。定年退職までの給与が出ることは、まずないそうで結果的には和解といえども実質的には原告の勝訴といえます」(司法関係者)社長のセクハラを調査しただけで解雇された、と製薬会社・龍角散の元法務部長・福田由紀さん(50代・仮名)が厚生労働記者会で会見してから約2年半ーー。