1. 2021/12/30(木) 17:34:26
騒動の真っ只中に、組織委員会の会長と名誉会長、そして中国大使という渦中の人物たちがゴルフを行った理由とはなんなのか。ジャーナリスト・鈴木哲夫氏が解説する。
「このゴルフは、中国に対して『アメリカの顔を立てるために、五輪に政府代表団を派遣できずに申し訳ない。しかし、参議院議員でもある橋本聖子が行くのでよろしく』というメッセージになります。さらに財界の大物である御手洗氏がいることで、『経済についてはお互いうまくやっていきましょう』というサインになる。これらのメッセージを送るという意図が読み取れます。外交ボイコット問題をめぐって、中国への配慮、気づかいを込めたゴルフだと思います」
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神奈川県茅ヶ崎市にあるゴルフ場『スリーハンドレッドクラブ』。21年12月25日、クリスマスの早朝に、この名門ゴルフ場でプレーを楽しむ3名の姿があった。東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(57)、同委員会の名誉会長であり、「キヤノン」のCEO兼会長兼社長の御手洗富士夫氏(86)、そして駐日中国大使の孔鉉佑氏(こうげんゆう・62)だ。