1. 2021/12/21(火) 00:20:20
ケニヨン教授は授業の初日に「シラバスに一部変更があります。目を通しておいてください」と学生に伝え、変更後のシラバスには「…そのため(最初に見つけた人の自由です。ロッカー147、組み合わせは15、25、35)授業に参加する資格が無い場合があります…」と内容自体に変更はせず、かっこ付きで文の途中にヒントを追加していた。
ヒントは謎解きのように複雑なものではなく、単に147番のロッカーに何かがあることを示し、後半の数字はロッカーに付けていたダイヤル式の鍵の番号を意味している。これに気がついて147番のロッカーを開けると、ケニヨン教授が中に入れた50ドル紙幣(約5600円)を手にすることができる。
71人の学生のうち、ケニヨン教授は「1人くらいは読んでいるだろう」と予想していた。ケニヨン教授は学期末にロッカーを確認することにし、すると入れておいた50ドル札は手付かずで残っていた。この結果にケニヨン教授は「誰もシラバスを読まないというのは、大学ではお決まりのことです。ソフトウェアをダウンロードした時の利用規約と同じで、みんな読んだものとしてクリックして先へ進みますから」とコメントしている。
出典:static.techinsight.jp
+93
-7
どの大学にも授業計画を示すシラバスというものが存在する。その授業で何を学ぶのかなどが記されているため、学生はシラバスをチェックすることで授業の目的を理解しやすくなる。