1. 2021/12/17(金) 12:46:27
ただ、市のサイトを見てみると、市民なら「年間900リットル分」の補助券がもらえて、券を使えばごみ袋は「袋そのものの値段」(45リットル1枚あたり10円)に値引きされるそうだ。
なるほど? これだと安心していいのか? かるく計算してみた。
■単身世帯には「7.5リットル」のミニ袋を活用するよう呼びかけ
可燃ゴミを週2回(年間104回)、不燃ゴミを月1回(年間12回)出すとなると、ゴミ袋が116枚必要だ。補助券の範囲内で、7.5リットルのミニ袋なら、年間120枚買える。ゴミの量をその範囲内で抑えられれば、計算上は補助券のある範囲でまかなえる形だ。
佐世保市では「紙は資源になることが多い」「生ゴミは水分を切れば減量可能」「食品トレーは店舗へ返却」「過剰包装は断って」などと、かなり細かなゴミ減量のコツを示して呼びかけている。けっこうシビアである。
ちなみに「赤ちゃんのおむつ」と「庭木の枝や落ち葉」などは、指定袋を使わなくても持っていってもらえるそうだ。
■佐世保市「市民の90%は補助券の範囲内で出せている」
佐世保市はゴミ袋の料金設定について、公式サイトで次のような点を説明し、理解を求めている。(1)平成17年に現制度を取り入れて以降、処理するゴミの量がピークの40%も減った。(2)市民の90%以上が補助券の範囲内でごみを出している。
出典:news-careerconection-image.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com
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長崎県佐世保市の市指定ゴミ袋の料金がSNSで話題を呼んでいた。45リットルのゴミ袋が1枚220円もするらしい。