1. 2021/12/16(木) 22:45:09
家田:作詞作曲、絵、俳優といろんな活動をしてる。靴を作る時間は?
花田:基本は工房なので。絵とか歌みたいに一つが何万人に広がるものではなくて1人のお客様に1個作るだけなので。やってることをみなさんに報告しにくい仕事ではあります。
家田:おうちがよかったから援助はあった?
花田:もちろん留学であり、親がいなきゃできないことですから。みなさんは表面的な部分でいいおうちだと言われるでしょうが。ちょっとだけ見えてきてると思いますけど、それがいいぶん家の中では色んな波乱があるわけで。みんながしないような苦労がたくさんある。
家田:どんな苦労が?
花田:言えないことの方が多くて。一般のおうちに憧れを持つぐらい。テレビをつけたら親が悪口を言われて、その一週間後に優勝したら神様みたいに扱われてみたいなことが毎日あるわけで。生徒って家でお母さんが言ってることを持ち込んでくる。イジメられた次の日には神の子みたいに扱われてという日々なので、人間を信じられなくなりますよね。
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あなたの話をお聞かせ下さい――。作家で僧侶の家田荘子氏が気になる人物に迫る「駆け込み寺」対談編。話すことで自身を見つめ直し、人生の学びを見いだす。今回のゲストは靴職人でタレントの花田優一(26)。